つづき
長女が1歳児だった頃の保育園日記。
そこには
何としてでも仕事を辞めてはいけない!!
と、強くなろうとする母の姿と
しょっちゅう熱を出しては休みに突入する娘の記録や、
先生方からのあたたかな日々の報告がありました。
長女の一日は
7:15 開園と同時に登園
19:00 退園
21:00 就寝
という生活でした。
家に帰ってからたった2時間しか触れ合えない毎日だったんですよね。
朝は次の日に着る服を着せて寝かせて
朝食を食べたらすぐ自転車で園へ。
ゆっくり話したり遊ぶ時間なんてほとんどありませんでした。
当時夫婦ともに平日休みだったため
家族3人がそろうのは平日の1日のみ。
私は日曜日と平日休み、
夫は平日に1日だけ休みのことが多かったです。
たまに夫は土日両方とも仕事のこともあって、
いわゆるほぼワンオペでした。
娘は、土曜日保育園、平日一日と日曜日はお休み。
保育園の行事が土曜日にある時はもう大変!
日曜日も私は有休を取らなければならず、
肩身が狭かった・・・。
そんな時に限って火曜日から熱を出したりして、また休み?!
会社も働く母に理解があるわけではなく、
むしろどう扱っていいのか??
ワーママの待遇を良くするとほかの社員から不満が出るからどうしたらいいのか??
分からん!
↓
冷遇しよう!
という意味の分からない状態でした(笑)
冷遇するからどんどんワーママは辞めていって、
制度も待遇も全く変わらず。
ワーママが助かる制度が実はあるにもかかわらず知らせない。
「子のための看護休暇(年5日使える給与が出る休暇)」
があると知って、私が使ったのは子どもが3歳の時!
んん???世の中にはそんな休みがあるの?
なぜうちの会社はないの??と
就業規則を端から端まで読んでやっと見つけました。
「この休暇を使う人はあなたが初めてです」
と人事部に言われたことは忘れられません。
今では、
「子どもがいたら看護休暇っていう有休みたいなのがあるからね!!!
他にも介護とかのお休みも不妊治療のお休みも人間ドックのお休みもあるんだよ!!
育休中は就業規則を読んで!!!」
と周りに布教しまくってます。
今となっては人員の確保がすすみ
休みもほぼ自由に取れるようになって大分変わりました。
今育休明けの世代はとっても働きやすくなっていると思います。
だけどほんの13年ぐらい前、私が育休明け復帰をしたときは
こんな感じだったんです。
時短勤務は名ばかりで、
業務は減らされず、残業が必要な状態。
人員が十分ではないため休みも言い出しにくいし取りづらい。
精一杯働いて、残業までしているのに
「時短だから評価は下げます。給与もその分減らします。賞与も減らします。」
17時定時、時短を使って16時退社なところ
18時過ぎまで仕事してたのに。
育休明け社員を優遇すると、文句が出るので
勤務地もなぜか電車で60分かかる遠いところ。
産休前は電車で30分もかからない勤務地だったんですよ。
ものすごく腹が立って
「絶対に辞めない!!!
誰が見ても評価を高くせざるをえないよう働く!」
と、自分を奮い起こして働いてました・・・。
当然、しわ寄せは家庭へ。
長女へ。
保育園日記に並ぶのは
おそまつな食事と
「すみません、今日も19時まで延長保育お願いします。」
「月極めの延長保育にできませんか?」
の書き込み。
もうね、何してたんでしょう。
かわいい盛りの長女を保育園に朝早くから夜遅くまで預けて。
長女に聞いても1歳児の頃の記憶は、ほとんどないらしいけど
私もない。
断片的に、休日の記憶とか行事の記憶なんかはあるけれど
まず思い出されるのはつらかった日々のこと。
本当にもったいないことをしたなと思います。
街で1歳ぐらいの子を見ると
こんなに小さくてかわいいのに私は何もしてあげられなかったなと・・・・
それでも毎日祖父母に送る用で写真は撮りまくっていて
写真は大量にあります。
見ると罪悪感で辛くなりますが。
今思うとまだまだ母親になりきれてなくて
「産んだけど仕事を続けるわたし」に軸が寄ってたんだろうなぁ。
娘をほったらかしてしまった自覚もあって
罪悪感になってるんだと思います。
かわいくてかわいくて大事に思う気持ちはあったよ。
今あなたが何一つ不自由なく、むしろ贅沢に暮らせているのは
あの頃があったからだよ。
だから許してくれ~~~~~~~!!!!
これからも貢ぐので!!!!!
許してくれ~~~~~!!!
という気持ちでいっぱいです😇
③つづく(かも)
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